「車を買うんだったら、本革シートがいいなぁ。」
「なんかいい車ないかなぁ」
「スズキ社製の車ですけど、1Lカーで本革シートを装備していますよ。」
1L(リッター)カーでも本革シート仕様
SUZUKI社のBALENO(バレーノ)のXTグレードには本革シートが採用されています。
排気量が1,000ccの通称 L(リッター)カーと呼ばれる車です。
しかし、スズキのコンパクトカーの1台でしたが、2020年7月はじめでWebサイトへの掲載を終了し、現在新車で買えるのは在庫のみとなっています。
残念ながら日本での販売は4年少々、一代限りとなってしまいました。
本革シート搭載車は高い
中古車検索で本革シート搭載車を調べると、レクサスやクラウンなど高級車が検索されます。
中古車でも400万前後とやはり高いので、購入にはちょっと尻込みします。
ところが、BALENOは新車でも200万程度と他の車と変わらない金額でしかも新車で購入可能なのです。
現状では、新車販売がないので在庫販売となるのが残念です。
BALENOは3ナンバー
BALENOのボディサイズは、全長3995×全幅1745×全高1470mmで3ナンバーになるのです。
これはルノー「ルーテシア」やプジョー「208」といった輸入車のコンパクトカーに近いモデルとして、インドと開拓段階にあるヨーロッパを中心に考えたモデルだったことも関係しているようである。
横幅が広いためゆったりと座れることに加え、全長が短めなことから取り回しがいいとの評価があります。
新型プラットホーム搭載
現行のスイフトなどに通じる新世代のものを採用し、剛性も申し分ない仕様です。
だからと言って重くなってしまっていては、Lカーの馬力では加速に支障が出ます。
しかし、さすがというべきでしょうか、日本仕様の最軽量車は3ナンバーでありながらも、たった910Kgの軽さを実現しているのです。
パドルシフトが搭載
XTにはパドルシフトが搭載されています。
街中の走行にはあまり必要性を感じないでしょうが、ちょっと攻めたり、でなくても坂道などでエンジンブレーキを聞かせたい時など手元でマニュアル車のようにシフトダウンできるとなると好きな人には楽しい機能の一つですよね。
希少性が高い
これは、販売終了につながる原因にもなるのですが、現状100台程度が流通しているようです。
1年落ちで走行5,000kmまでで150万程度で販売されています。
しかも、めったに走っていない。
実際、中古車屋さんに「ちなみに、BALENOって車知っていますか?(ありますかではなく、知っていますかという聞き方になる(笑)」)」って、聞いてみたら、「いままでに2~3台しか見たことはないですね(苦笑)。」って反応でした。
実際に、街中で見たことがないもんね。中古車店でも見たことがない。
個性派には、面白い選択ですよね。
販売終了となったBALENO(バレーノ)
日本では撤退となったBALENOです。
しかし、インドでは人気車であり、トヨタにOEMで車名「グランツァ」として供給されているようです。
なので、購入の場合は、スズキの在庫で中古車を探すか、新車ならトヨタからの日本発売を待つことになりそうです。
次の車検を待たず、購入すべきか? ・・・悩みます。
早くしないとますます、購入するのは難しくなることが予想されます。
インパネなどの装備がちゃちい
BALENOはインドからの逆輸入車となるためか、日本社製の日本車と比べるとややクオリティが見劣りするのです。
広さや使い勝手など非常に優れているだけに、クオリティの見劣りが残念です。
内面重視といえば聞こえはいいですが、居住空間が貧相だと・・・。
一度、ドアを開けて中に入ってしまうと、ずっと目にするのでやはり重要です。
買いは、BALENO XT 1Lターボです。
BALENOには1LターボエンジンのXT以外に1.2L ガソリンNAもありますが、本革シートを選択できるのはXTのみとなります。
2018年にガソリンがハイオクからレギュラーに変更され、最高出力等は低下しましたが、ガソリン代などを考えると実用的な変更で経済面でも高評価点です。
まとめ
・SUZUKI BALENO(バレーノ)についてまとめた
・本革シートやパドルシフト、最新プラットホームな装備が充実している
・1Lカーで、レギュラーガソリンなので経済的にも財布にやさしい
・内装に少しチープ感を感じることも
・日本での販売台数が少ないうえに販売終了となったので、希少性が高い
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